Biography

自然との調和を目指す21世紀型アーティスト
1954年、秋田県小坂町生まれ。10代の頃に、ビートルズを始め、英米のロックに影響を受ける。18歳で上京。1976年、21歳で「オフコース」にドラマーとして参加。以来、オフコースは80年代を代表するグループのひとつとして活躍。伝説の日本武道館10日間コンサートや「さよなら」「YES-NO」などヒット曲は多数。1989年の東京ドームでの解散まで、「オフコース」のアルバム22枚、シングル36枚、コンサートは800公演に及ぶ。 20世紀の日本ミュージックシーンをリードし、一時代を築き上げた「オフコース」。解散後、大間は、90年からドラマーとして数々のアーティストのアルバムやライブに参加するかたわら、音楽プロデューサーとして新人アーティストの育成の仕事を開始。 95年、秋田市に移住し、故郷秋田を拠点に活動を再開する。ソロワークとして、エフエム秋田パーソナリティー、トークライブ、スクールコンサート、イベントプロデュースと多方面にわたり活躍。99年には元オフコースのメンバー清水仁、松尾一彦と3名のユニット「A.B.C.」を結成しライブ活動を開始。2003年「天地人」結成、2016年 TEN-CHI-JINとして新たなスタートをきる。
 

DRUMS & PERCUSSION
JIRO OMA

 
 

Soul & Beat TEN-CHI-JIN について
2000年に大館曲げわっぱ太鼓の大沢しのぶ(初期メンバーとして10年間活動。2013年1月31日に天地人を卒業)に、そして2001年に津軽三味線奏者の黒澤博幸に出会い、大間の呼びかけで2003年に津軽三味線&打楽器ユニット「天地人」が誕生する。 「黒澤の奏でるメロディーラインに突き抜けたものを感じ、彼の持っている凄みに惚れました。大沢しのぶにもひとつのことをやり続けてきた深みがある」 若手の才能を引っ張りだした大間は"本気"で「天地人」の活動を行っている。「オフコースが解散して20年。これからは、21世紀型のエゴのない自然と調和した新しい音楽にチャレンジし、もうひとつの新しく大きな山を越えて行きたい」と語る。 「天と地。その上で人は生かされている。地水火風空。そして人。それぞれのエネルギーが調和する北東北に生まれ育ったルーツを大切にしながら独創的な音を紡ぎだす。そして刹那を生きる。今を懸命に、誠を尽くして生きる。"生かされている"という感謝を音楽を通して表現していきたい」 光と影、陰と陽、静と動など、相対するふたつの事柄の調和が「天地人」のコンセプトだと大間は言う。 「天地人は即興のユニットです。インプロビゼーションだからこそ、BGMではないメッセージを伝えることができる。北東北育ちの我々は精神的バックボーンが同じです。同じスピリチュアリティを軸にして活動しています。私たちの精神を通じて生まれる音が天と地をつなぎ、ライブをする場所に自然界の"気"を入れ、場のエネルギーを整えることができれば、と思います。これまでも天地人は"元気をもらえるバンド"と言われてきました。私たちの音から生きる力を感じていただけるのは、嬉しいことです。若いメンバーと、また自然と調和しつつ、いつも幸せな笑顔をたたえていたいですね。そして、音楽を通じて皆さんのお役に立たせていただければ、と思います」